いよいよ出発当日です。
前日に飲み会で遅くなって午前2時ぐらいに寝たにも関わらず、6時前には目が覚めてしまいました。小学校の遠足じゃないけど、そうとうワクワクしていたようです。
出発日の8/16は平日とうことで、通勤の皆さんに迷惑がかからないように、通勤時間を避けて9時21分発の電車を選択していたので、出発まで3時間以上あります。朝のNHKを見ながら時間をつぶしますが、荷物のチェックしたり、経路と新幹線の時間の再確認したりとソワソワしっぱなし。やっと出発時間になり、
いざ出陣!
まず、MTXトランクバックをショルダーストラップで襷掛けにし、次に、輪行袋を担ぎ上げると、リアの方に重心が偏っててバランスが悪い。モンベルのリアサイドバックをキャリアに付けて輪行袋に入れていたので、重心が大きくリア側に偏ってしまっているようです。
取りあえずそのままハンドル部分を抑えて、前側を下げてバランスを保ちながらアパートの階段を下りますが、リアタイヤが階段にぶつかってしまいます。階段の途中で止まる訳にもいかず、ハンドルに力を掛けて、何とか階段を下りきって駅に向かいました。駅に着くと、次の難関である「自動改札」が待ち受けています。どう見ても横幅が狭い・・・果して通れるのか?
ええい!ままよ!
と突入すると、案外スルッと通過出来てしまい少し拍子抜けした感じ。
後は、ホームまでの階段を3段登れば、武蔵小杉行きの最後尾車両の位置にピッタリ!!と思っていたのですが、何を勘違いしていたのでしょう?
武蔵小杉方面は反対ホームでした。(^_^;)
跨線橋を渡って反対ホームへ行かなくてはなりませんが、エレベーターに自転車が入るか不安だったので、階段を使って渡りました。登りはリアが階段に当たる事は無いので良いですが、やはり降りは当ってしまいます。
ここで覚えたテクニックは、輪行袋を体の前に出して、階段と並行にして降る事
こうすると、リアが階段に当たる事も無く、また比較的バランスが取り易くて楽に下る事が出来ました。これ以降の階段では、毎回このテクニックを使いました。
ただし、横幅を取るので、人通りが少なくなるまで待ってから使いましょう
跨線橋を渡り終えてから、最後尾の車両までエッチラオッチラと進みます。重さもさることながら、輪行袋のストラップが肩に食い込んで痛い事痛い事。どうにか最後尾の乗車口に到着して、時間通りに来た電車に乗り込みました。
通勤時間を外て最後尾の車両にし、しかも登戸発の電車を選んだ甲斐があって、車内はガラ空き状態。車掌室の前に無事置くことが出来て一安心です。
回りの乗客の方々の反応は、特にいぶかしげに視たり、興味を示すことも無く無反応。まあ、以前の輪行の時もそうだったのですが、案外回りの人は無関心です。これが所謂自意識過剰という奴なのでしょうか?
武蔵小杉に到着して、東急東横線に乗り換えるために、ホームの階段の所まで来てから階段を見上げると、宿河原の階段の数倍あるように見えました。(>_<)
この後の行程を考えると、輪行袋のバランスの悪さは結構応えそうなので、リアサイドバックをキャリアから外して、MTXトランクバックと共に襷掛けで担ぐ事にしました。フロントホイールだけ外す形なので、重心がリアに偏るのは相変わらずですが、大分ましになった感じです。
エッチラオッチラと東急東横線の横浜方面ホームまで移動。途中難関の自動改札も2つ無事に通過出来ました。しかし、そろそろ輪行袋を担いでいる左肩の痛みが限界に近くなって来ました。
左の写真は、東急東横線の武蔵小杉のホームです。
東急東横線では、次の乗り換えが菊名なので、先頭車両が一番乗り換え口に短いのですが、逆に言う先頭車両は混雑する確率が高い訳です。でも、最後尾車両からから先頭まで自転車を運ぶ事を考えると、左肩が「やめてくれぇ~」と懇願してくるので、他の皆さんの迷惑省みずに先頭車両を選択させていただきました。
結果は、心配したほど混んでいなくて、皆さんに迷惑かけずに乗車出来たと思いますが、流石に運転席の前は、お母さんと一緒に来たお子さんが占拠していたりで、壁に立てかけて置くことが出来ず、手で支えていなければいけなかったので、車内の写真は無しです。
菊名に到着してから、乗り換え口に続くのエスカレーターの横で、他のお客さんがいなくなるのを待ってからエスカレーターに乗り込んで横浜線へ乗り換え。
横浜線は、乗り換え口から階段を上がると、そこが最後尾車両になるので楽でした。
車両も混雑しておらず、無事に運転席の前のスペースを確保。
左の写真が横浜線の車内ですが、写真だけだと何線なのか全然わかりません。(^_^;)
鉄道ファンなら写真からわかるんですかね?
新横浜に到着して、ホームでお客がいなくなるのを待ってから、新幹線乗り換え口までエッチラオッチラ自転車を運びますが、輪行袋のストラップが食い込む肩が悲鳴を上げています。自動改札前で回復を待ってから、真ん中の横幅の広い改札機を通過。在来線の改札機にも一つ欲しいものです。エスカレーターで新幹線ホームに上がってからも、予約した車両が最後尾16号車の、しかも最後尾席だったので、ホームの端までエッチラオッチラ。
肩が限界!というところで、どうにか乗車口に到着して、全ての荷物を下して地獄の責め苦から解放されました。
トラブルを想定して早めに出発したのですが、肩の痛み以外は予想外に順調で、新幹線出発の40分前に到着してしまいました。
ここはタバコを一服したいところですが、JRさんは構内全面禁煙なので、”のぞみ”が到着するまでタバコが吸えません。
「そういや、なんで”のぞみ”には喫煙ルームがあって、”ひかり”や”こだま”には無いの?」
とか考えながら、先に出発する”ひかり”をボーと見ていると、なんか車内でタバコを吸っている人がいます。
「はりゃ~!?今のご時世で、なんてマナーの悪い人なんだぁ~!!」
とか、呆れ返って見ていると、車両に禁煙マークが付いていません!!
最後に新幹線に乗ったのは、以前名古屋のグルメツアーをした時ですが、その時は確かに喫煙車両が無かったと記憶しています。後で調べたら、16両編成の”ひかり”や”こだま”で、山陽新幹線まで直通の電車には喫煙車両の設定があるらしいです。
ふみゃ~、知らなかった。
ヘビースモーカーのおやじには嬉しい発見ですが、ホームでタバコが吸えないのは同じなので、羨ましいと思いながらホームを見渡してみると、なんとすぐ近くに「喫煙所」の看板があり、美味しそうにタバコを吸っている人達がいました。自転車を担いで、その場所を通過したはずなのに、肩の痛みのせいか全然気付かなかったです。
喜び勇んで、荷物の事も忘れて喫煙所で一服。こちらも以前名古屋に行った時には、その存在に気付きませんでしたが、東海道新幹線のホームには、東京寄りの端っこに一か所喫煙所があるらしいです。
同じJRの新幹線でも、各管轄によって喫煙に対するスタンスが違うようで、色んなパターンがあるみたいです。何にしても、世の風潮は喫煙に対しては厳しくなる一方であることは間違いないので、出来るだけ喫煙者はマナーを守って、数少ないオアシスを存続させて行けるようにしたいものです。
そんなこんなしているうちに、乗車する”のぞみ”が到着。乗車口に並んでいる人の最後尾について乗車しました。
話は逸れますが、指定席を予約した時に不思議に思うのが、電車が到着する随分前から乗車口に行列が出来る事です。指定席なのに、なんでそんなに急いで並ぶのでしょう?この謎も、いつか解決出来たらと思います。
さて、ここが今回の旅で、おやじが一番心配していた場面です。
果して、無事自転車は最後尾座席の後ろに置けるのか!?
先客が既に荷物を置いてないか!?
予約しておいた3列席には、既に先客が2名座っており、座席もいい感じにリクライニングされていましたが、座席裏には荷物は無く、自転車を置くのに十分な幅が空いていました。
次の試練は、前輪を外しただけの自転車が、3列席の長さに収まるのか!?
ドキドキしながら自転車を入れてみると、写真の通り、
まさにジャスト・フィット!!
まるで誂えたように綺麗に収まりました。
2列席の後ろでは、確実にはみ出してしまいますので、座席の予約は最後尾の3列席にしておくのがベストですね。取りあえず、大義名分を持って置くことが出来ます。
2列席しか空いてなかったり、最後尾が予約出来なかった場合には、座っている人に断ってから置かせてもらうしかないですかね。
ちなみに、デッキに置こうとした場合は、不思議な事に左右どちらにしても、少しはみ出してしまう感じでした。
無事自転車も置けて一安心したら緊張が解けて一服したくなるのが人情。と言う事で、早速噂の喫煙ルームへ直行。
さぞや混んでいるだろうと思ったら、先客は一人もいなくて、初喫煙ルームを満喫出来ました。入り口は自動ドアで、ボタンを押すと「ピンポンピンポンピンポン」と音がしながら開閉します。この車両では、片側に3個の灰皿が付いた喫煙ルームが、左右に1個ずつありました。帰りに乗った車両では、片側のみに喫煙ルームがあって、灰皿が4つ付いてました。他のパターンもあるんですかね?
以前名古屋へ行った時とは比べ物にならないぐらい快適に過ごて福山へ到着。
降車するときは、他の方に迷惑がかからないように、早めに準備して先頭でデッキで待機。
ホームに降りて、他の乗客が掃けるまで待機しますが、団体旅行の人達がいて、かつエスカレーターが一基しかないためか、中々ホームから人が掃けません。
幸い、降車した場所の眼の前に喫煙所があったのと、次の在来線乗り換えまで時間があったので、のんびりと紫煙をくゆらせつつ、ホームから見える、始めての福山の景色を眺めます。
下りホームから見える福山の景色です。
関東に住んでいると、福山なんてあんまり聞かないので、もっとショボイ地方都市を想像していたのですが、結構な賑わいにビックリ。
おやじの地元の群馬県高崎市に比べると、全然こっちの方が賑わってました。(^^ゞ
景色を眺めながら、肩の痛みの対処方法を検討した結果、持ってきたレーパンを丸めて、ストラップと肩の間に挟んでみたところ、レーパンのクッションがいい具合に効いて、思いのほか快適だったので、以降はこの方法で移動しました。が、唯一の難点は、最終日には洗濯済みのレーパンが無くなった事。知らん顔して、洗濯してないレーパンを使いましたとさ(>_<)
最後は在来線の山陽本線・三宿行きに乗って尾道まで移動。ここまで来れば後は楽なもの!と思いながら、在来線ホームへ到着して荷物を置いて列車の到着を待っていると、先程新幹線ホームにいた団体の方々も同じ電車に乗る様子。団体といえども50人程なので、たいして電車も混まないだろうと思っていたら、なんと次の電車は3両編成らしい!
最後の最後で、こりゃちょっとまずいかな?と思って次の電車の時刻を見てみると、30分以上間隔が開いていて、流石に1列車遅らせるのもしんどいので、最後尾の運転席位置を狙って、乗車口に先頭で並びました。
電車が到着して乗り込んでみると、なんと運転席の横はボックス席になっていて、全然自転車を置けない状態。それなりに混みあった電車の中で、ど真ん中に自転車を置いて、少し肩身の狭い想いをしながら車窓を眺めていると、段々と見覚えのある尾道の景色が近づいて来ました。
おやじは、以前に一回尾道観光に来た事がありました。その時は、大好きな大林信彦監督の「転校生」の舞台を訪ねるのが目的。もちろんその当時は、自転車の”じ”の字にも関心の無い時でした。
今回二回目の訪問になりますが、なんとなく懐かしいような感じがしました。
なんだかんだで、割と順調に14時半過ぎに尾道到着したました。
今回はここまで。
次回は、この後、尾道観光したお話をしたいと思います。
